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【Xジェンダー】僕のセクシャリティを改めて言語化すると?

Xジェンダー
記事内に広告が含まれています。

以前TwitterにてこのようなTweetを見つけました。

このTweetを見た時、「Xジェンダーという言葉が漠然としているからこそ、他の当事者がどのようなセクシャリティとして捉えているのかがわからない」と気づいたんです。

そこで今回の記事では、Xジェンダーの当事者として、僕自身のセクシャリティについてしっかりと言語化してまとめようと思います!

僕

自身のセクシャリティがXジェンダーなのか
悩んでいる人の助けになればいいなと思います!

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【僕のセクシャリティ】簡潔にまとめると?

はじめに、僕自身のセクシャリティについてまとめました!

外見男性(戸籍も男性)
男性要素身体に関する不満はない
女性要素対人関係は女性といることが多い
心の性別無性(どちらかの性でありたいという感情がない)
恋愛対象男性に対して

ここ数年でようやく、自分のセクシャリティの捉え方をしっかりと言語化することができるようになりました。

20歳の頃はまだ自分のことを理解できず、「僕って何者なんだ…」と思いながら生活していました。それくらい、Xジェンダーというセクシャリティは本人も理解しにくいものなんだと思います。

僕

それぞれの項目について
しっかりと説明していきます!

【Xジェンダーの僕①】外見は「男性として」

僕の戸籍上の性別は「男性」です。服装も髪型も「男性」として生活しています。

もちろん職場でも「男性」として勤務しています。

そのため、僕のことを何も知らない人が見たら、僕の性別は「男性」に見えると思います。

僕

ここはまだ説明しやすいですね。

【Xジェンダーの僕②】男性要素は主に身体面?

男性として生活しているので、トイレやロッカールームも、温泉などの大浴場も「男性用」を使用します。

自分の体の陰部(=男性器)に対しても特に違和感はありません。

もし男性器に対して違和感があったり、男性器がついていることに対して不快感がある場合は、男性用大浴場にも入らないでしょう。

だから僕は、無意識的に男性の体として生活することを受け入れているのだと思います。

僕

正直なところ
男性器が無くてもいい」とも思います。笑

【Xジェンダーの僕③】女性要素は対人関係に現れる?

次に「女性要素」について考えていきます。これは主に、対人関係に現れています。

【女性要素①】昔から、女友達ばかり

僕は昔から今も、女友達が多いです。現在も連絡を取り合う女友達はたくさんいますが、男友達に関しては1人しかいません。

初対面の人が集まる場所でも、基本的に女性と話すほうが気が楽だし、話していて楽しいです。

反対に男性と話す時、何を話せばいいのかがわからなくて妙に疲れます。

しかし「男は男と話さなければいけない」という無言の圧力を感じてしまうので、結局男性とも女性とも距離を置きがちです。

僕

学生の時はあまり感じませんでしたが、
社会に出てからはめちゃくちゃ感じます。

【女性要素②】職場での「男性用仮眠室」が使えない?

以前の記事で紹介しましたが、数年前に働いていたホテルで仮眠室を利用する時、男性用仮眠室を使うのが嫌になってしまいました。

何が嫌だったのかというと、毎日20名前後の男性が仮眠室を利用するのですが、その大半の男性がパンツ一丁で仮眠室を歩き回るんです。それが耐えきれませんでした。

僕

普段男性大浴場などを使っても問題ないのに、
自分でも不思議だなと感じました。

この不快感の原因を考察しました。

まず大浴場を問題なく使える理由は、公衆の男性大浴場では知っている人がいないため「他人(=周囲の人の性別について気にしていない)」と認識しているのだと思います。

だからどんなにマッチョの人がたくさんいようと、国宝級にかっこいい人がいようと、なんとも思いません。

しかし職場となるとお互いに知っている人なので、他人ではなく「同じ男性用仮眠室を使用する職場の男性上司・男性後輩」のように、性別で意識していました。

男性との対人関係にいると、急に耐えられなくなってしまうんです。

【女性要素③】男性からの身体接触の不快感

このタイトルだとすごく嫌な印象を受けてしまいますが、要は「男性に肩をトントンと触られるのが苦手」ということです。

女性に同じことをされても特になんとも思いません。

肩を触るという行為は全く知らない人にはやらないので、この場合も「男性との対人関係」があるときの行動なんだと思います。

以上の3点から、男性との対人関係を持つのが苦手なんだなと感じました。

僕

無意識的に自分の中で「男性と女性」を
区別してるんだなと感じました。

【Xジェンダーの僕④】心の性別は「無性」

そんな僕の心の性別はというと、現在は「無性」と表現するのが1番近いでしょう。

なぜなら「男性でありたい」とか「女性になりたい」などの感情が全くないからです。

高校生の頃の僕は、現在とは対照的で「女性になりたい」という感情が爆発していました。

メイクをしたり、ウィッグを買い漁ったり、できることは全部やっていました。そして大人になったらお金を貯めて、性転換をしようと思っていたのです。

大学生になると「女性になりたい」という感情に疑問を抱くようになりました。「本当に女性になりたいのだろうか」と。

そんな時に、高校時代の友達と再会しました。高校の時は男性として生活していたのですが、高校卒業後に性転換をし、女性として生活している友達(MtF)です。

彼女の過去を知らなければ、もう見るからに女性です。完璧な女性。正直羨ましかった。

しかし性転換をして幸せそうな彼女を見て「僕はどちらかの性別でありたいという意思がないのかも?」と気づいたのです。

僕

性別に対する強い意志があるって
すごいなと感じました。
僕には性別の執着がなかったんですね。

【Xジェンダーの僕⑤】恋愛対象は「男性」に

最後の観点は「恋愛対象」で、それは「男性」です。

僕

これだけはずっとブレません。笑

ブログ活動を始めてから、Xジェンダーの人と知り合う機会が増えましたが、実生活でXジェンダーの人に出会ったことがありません。

そのためXジェンダーの人が恋愛対象になるのかは、僕自身まだわかりません。

【結論】パッと見「ゲイ」だけど、実は「Xジェンダー」

5つの観点から、僕のセクシャリティについてまとめました!僕のことを知らない人が見ると、パッと見は「僕はゲイ」ですが、ちゃんと説明すると「僕はXジェンダー」です。

しかしXジェンダーという言葉の認知度が低いため、「ゲイ」と説明した方が端的で話が早いので、便宜上「僕はゲイ」と伝えることが多いです。

Xジェンダーという言葉の認知度が上がるよう、僕はこのブログ活動を頑張って続けていきます!

僕

当事者の方、何か悩み事があれば
悩みをいつでも聞きますので
ご連絡ください!

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