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ゲイとレズビアンの共通点と相違点ってどんなところ?【2/2】

レズビアン
記事内に広告が含まれています。
いくら
いくら

こんにちは!
ウニいくブログ」のいくらです!

僕<br>

当ブログ「LGBTばんブログ」のばんです!

前回の記事に引き続き「ゲイとレズビアンの違いや共通点」をテーマに、いくらさんとのディスカッションをしました!

2記事目となる今回は後編で、「非当事者」にまつわる話をしていきますよ!

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【非当事者からの偏見①】同性なら誰でも良いと思われがち?

まずは「非当事者から当事者への見られ方」について話していきます!

僕

カミングアウトした時に
LGBTQに対してあまり理解のない人だと
こうやって思っている人がいませんか?

いくら
いくら

確かに私の周りでも
そういう話を聞いたことがあります

非当事者側からしたら冗談で言っているのかもしれませんし、本当に思っているのかもしれません。その真相は僕たちにはわかりません。

しかし少なくともごく一部の人は「ゲイやレズビアンは、同性なら全員が恋愛対象」だと思っているようです。

僕がカミングアウトした友人で、それほどLGBTQに対して理解のない人だったのですが、

まじかよ〜!
俺のこと襲うなよ!?

と言ってきた人がいました。当時の僕はまだ、セクシャリティに対してセンシティブだったので、カミングアウトするかどうかかなり悩んだ挙げ句、このように言われたのでかなりガッカリしました。

【非当事者からの偏見②】異性愛=当たり前という風潮

いくら
いくら

会社の飲み会などだと
「結婚」に関する話題が
絶対に出てきますよね

僕

そうそう。
その時にカミングアウトしてない人だと
話がこじれてめんどくさいですよね…

LGBTQに対して寛容になりつつあるものの「異性愛=当たり前」という風潮があるため、「いずれは異性と結婚する」という前提で話をしてくる人が本当にたくさんいます。

その考え方によって、ゲイやレズビアンの多くは静かに傷ついています。

いくら
いくら

「女は結局男に行くんだよ」
という発言には
イラッとしてしまいます。笑

その他にも以下のような言葉によって、ゲイやレズビアンの人が傷ついています。これらは僕は今までに言われてきた言葉たちです。

  • なんで彼女(彼氏)つくらないの?
  • そろそろ結婚しないの?
  • 結婚してこそ一人前
  • 早く子どもの顔を親に見せてやれよ

どんなに仲が良くても、相手がどんなセクシャリティや背景があっても、その言葉によって傷つくかどうかを一度考えてみてください。

たけたん
たけたん

ちなみに俺は
人になんて言われようと
全然気にならない!

僕

たけたんのメンタルは強すぎるから
参考にならないけどね!笑

【非当事者に対して①】ノンケ(ストレート)に好意を抱かないように…

ここからは「僕たち当事者から非当事者に対して」の接し方などを話していきます!

いくら
いくら

パートナーがまだいない頃、
ノンケと付き合えるとは思えないから
実生活では出来るだけ恋愛感情を抱かないように
自分を抑えていました!

僕

実生活でLGBTQ当事者に出会えない分
ノンケに惹かれてしまうけど
好きになった後が大変ですしね…
自分を抑える気持ち、わかります。笑

僕たちゲイやレズビアンの方々は、パートナーができるまで本当に苦労します。そもそも普段生活していて(ゲイバーなどのLGBTQが集まる場所に行かない限り)、LGBTQ当事者に出会うことがかなり稀です。ほとんど出会えません。

つまり普段接している人の多くはノンケ(ストレート)の人ばかりなのです。

しかしノンケの人と付き合える可能性は極めて低いので、もし好きになりそうな人を見つけたとしても、これ以上好きにならないように感情を抑えて生活しています。

僕

現在はお互いにパートナーがいるので
ノンケと接していても
心が揺らぐことはなくなったので
安心してください!笑

【非当事者に対して②】カミングアウトが難しい

いくら
いくら

誰にカミングアウトをしたら良いのか
判断に困るときがありませんか?

僕

心の底から信頼できる人でないと
なかなかできないですよね…

LGBTQに寛容になったとはいえ「カミングアウトしないといけない風潮」が日本にはあると思います。

なぜなら、カミングアウトしてからは同性愛の話をすることができるけど、カミングアウトするまでは「僕が異性愛者」として話をしてくるからです。

まだまだ日本には「異性愛=当たり前」という文化が根強く、「人は多様なセクシャリティを持っている」という概念を持って生活している人は本当にごく一部の方々だけなのです。

だからこそ、僕たちLGBTQはカミングアウトしないと本心を言うことができないのですが、誰にカミングアウトするのかというのも大きな問題です。

いくら
いくら

アウティングされると実生活が困るから
本当に信頼してる人にしか
カミングアウトできません。

カミングアウトするかどうか悩み、信頼できる人だと思ってカミングアウトしたにも関わらずアウティングされたら、言葉にできない感情がこみ上げてきます。

【非当事者に対して③】女友達が多い

僕

そういえば、僕とたけたんは
女友達ばかりなのですが、
いくらさんとうにさんは
交友関係はどうですか?

いくら
いくら

私たち2人とも
女友達ばかりですね!

僕とたけたんは昔から、女友達に囲まれて生活してきました。学生の頃も、一緒に遊びに行くのは女友達、ゲイ友達は少なめです。僕に関しては、現在連絡を取り続けている友達のうち99%は女友達です。

そしていくらさん・うにさんも、友達の内訳は100%女友達というのです。

僕

不思議な共通点を見つけました。
何か関係があるのかな?

【非当事者に対して④】自称LGBTQの女性がいる…?

いくら
いくら

女性友達といえば、
自称LGBTQの女の子が
割といる気がします!

僕

そ、そんな人がいるんですか…?

中学生や高校生の頃、人と違う個性を持っているとカッコイイと思う風潮がありましたよね?特に女の子には、女の子特有の「特別感」を手に入れたいように感じます。

その発想から「LGBTQ=人と違ってカッコいい」と認識して、レズビアンではないのにレズビアンのように振る舞う人がいくらさんの周りにはいたようです。

僕

よくよく考えてみると
僕の周りにも1人上記のような女の子がいました。
しかし、当時その子が高校生で
セクシャリティが自身の中で揺らいでいて
定まっていないようにも感じました。

人によってセクシャリティが定まる時期・揺らいでいる時期が異なります。だから一概に「自称LGBTQだ!」と断定することはできません。

しかし、だからといって「自称LGBTQ」はLGBTQ当事者からしたら気持ちの良いものではありません。むしろ不快に思う人が大半でしょう。

なぜなら、LGBTQ当事者として生活することによって、見えない傷をたくさん傷を負いながら生活しています。その傷は当事者でなければわかりません。「自称LGBTQ」はやめておきましょう。

【番外編】バイセクシャルに対して風当たりが強い?

最後に、バイセクシャルの人に出会った時にゲイとレズビアンそれぞれで、どのような考え方を持っているのかについて話しました!(あくまでも、僕たち2人の個人的な見解です!)

いくら
いくら

レズビアンの人たちは
バイセクシャルの人に対して
あまりアプローチしません。

と、いくらさんは話していました。その背景に、女性バイセクシャルの人は男性と付き合ったら「結婚」でき、様々なことから法的に守られます。日本の同性カップルからしたら「結婚」できる人は本当に羨ましいのです。

だからこそ「結婚」という安全地帯に行くことができるバイセクシャルの人を、レズビアンの方々は敬遠してしまうようです。

いくら
いくら

レズビアンあるあるとして
「パートナーを女に取られるよりも
男に取られる方が悔しい」
というのが有名です。笑

では反対に、ゲイの方々はどうでしょうか?

僕

「バイセクシャル」の人をアプリで見つけても
ただのセクシャリティ情報にすぎず、
敬遠することはないように感じます。

この違いは、レズビアンとゲイとで「出会いに対する考え方の違い」があるように感じます。

レズビアンの場合「パートナーを探している」人が圧倒的に多いです。生涯を共にしてくれる大切な人と出会うために、アプリなどを通して出会いを探しています。

これに対してゲイの場合「ヤリ目文化」が強い社会です。「ワンナイトだけ出会えればそれでいい」「別にパートナーはいらない」という考え方をしている人が多く感じます。

僕

だからこそゲイの方々は
パートナーを見つけるのが大変です。笑
もちろんヤリモクではなく、
真剣にパートナーを探している人も
たくさんいます!

パートナーを作るよりも、体の相性を重視してる人が多いように僕は感じます。逆に言えば、体の相性が良ければセクシャリティはあまり重視していないようです。

このことから、ゲイの方々はバイセクシャルに対して敬遠することがないように感じます。女性のバイセクシャルの方々、大変そうですね…笑

【結論】同性愛としての悩みは共通点が多い

前編・後編と、いくらさんと共に「ゲイとレズビアンの違いや共通点」というテーマでお送りしました!

僕

いくらさん!
本当にありがとうございました!

いくら
いくら

こちらこそ
ありがとうございました!

セクシャリティのことをこんなに真剣になって「共通点や違い」を考えたことがなかったので、新しい発見がたくさんありました。

そしてまだまだ「LGBTQが生活しやすい社会」とは程遠いように感じました。そこを改善するためには、僕たちLGBTQブロガーがしっかりと正しい情報を発信していくこと、そして多くの人に知ってもらうことが大事です!

今後も頑張って運営してくので、皆様よろしくお願いします!

いくら
いくら

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たくさん遊びに来てくださいね!

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