同性カップルが部屋探しをするって
かなり大変なんじゃないの??
僕も部屋探しをするまではそうやって思っていました。ネットにも否定的な意見が書かれていたので、僕自身かなり心配していました。
しかし実際には、初めて不動産に行った日から1週間で物件の契約に至りました!
その際に「スーモ」がかなり便利だということに気づいたのです。
そこで今回の記事では、同棲部屋を探すのに便利なスーモ(SUUMO)の紹介と、僕の彼氏「たけたん(仮名)」との同棲部屋を契約するまでの経緯をまとめました!
【結論】ゲイカップルの同棲には「スーモ(SUUMO)」が便利!
同性カップルが部屋探しをするとき、スーモを使うことをオススメします!
スーモで賃貸物件を探すとき、詳細条件で「LGBTフレンドリー物件」という条件を選択して検索することが可能です!
出典:https://suumo.jp/chintai/tokyo/en_yamanotesen/
このLGBTフレンドリー物件とは、スーモのサイト内で以下のように説明されています。
「LGBTフレンドリー」な物件とは、「LGBTであることを理由として、入居の相談や入居自体をお断りすることはない」と、積極的に意思表示する物件です。
「SUUMO for LGBT」より引用
物件の詳細を見ていると、
「部屋の詳細・特徴」という部分にも
「LGBTフレンドリー」という項目が確認できますよ!
それでは実際に僕たちがどのように部屋探しをしたのか、説明していきます!
【ゲイカップル】部屋探しで僕らが恐れていたことは「男同士入居」
僕たちが部屋探しをするにあたって恐れていたことは「男同士の同居」ということだけで入居を断られることでした。
僕のまわりに、ゲイカップルは割とたくさんいるのですが、どのゲイカップルも年齢に関係なく皆別々の家を持って生活しているカップルばかりです。
そのため周りの同性カップルに部屋探しのアドバイスをもらうことができませんでした。
インターネットでゲイカップルの部屋探しについて調べてみると、結構ネガティブな内容がかかれていました。
【やや苦労した】
・「ええっ」って顔をされた(58歳・ゲイ)
・女性同士の入居に不信がられてしまった(33歳・女性・バイセクシュアル)【非常に苦労した】
SUUMOジャーナル「同性カップル調査2」り引用
・断られた(29歳・ゲイ)
・同性同士の同居に対して、不動産会社の人たちから偏見の目で見られた(53歳・ゲイ)
しかも僕たちは都内に住むのではなく、都市部から離れたいわゆる「田舎」エリアに住むので、そもそもLGBTに対する理解があるのかが不安でした。
たけたんの家族にも相談してみたのですが、
この地域は同性カップルに寛容には思えないから
同性の同居だと「変なビジネスか何か」だと思われて
大家さんに断られちゃうかもね。
と言われたので、最初から「ゲイカップル」として部屋探しをするのは少し無謀なのかなと思いました。
だから作戦を立てて、計画的に部屋探しをしよう決めたのです。
僕らはこの時
「SUUMO for LGBT」の取り組みを
まだ知らなかったのです。
【ゲイカップル】最初の作戦は同棲ではなく「1人暮らし」??
僕たちの作戦はこうです。
- 僕が「東京から一人で引っ越しをするための部屋探し」をする(これは事実)
- 不動産にはカミングアウトせずに部屋探しをする
- たけたんは「その地域に住んでる友達」として付き添ってもらう
- 僕だけ住民票を移し、たけたんは実家のままにしておく
- 書類上「たけたんはちょっと居候しているだけ」ということにしておく
結論から言うと、この作戦は失敗に終わりました。経緯とともに、解説していきます。
我ながら、この作戦はオススメしません。笑
ゲイカップルの僕たち、物件の内見に行く。
上記の作戦のもと、インターネットで事前に部屋探しをして、候補を3つ決めてから不動産に向かいました。
僕は「HOMES」で物件探しする派でした(笑)
実際に住みたい部屋が明確になっていたので、すぐに物件3つに向かうこととなりました。もちろん「カミングアウトせずに!」です。
不動産のお兄さんとある程度仲良くなってから、2人で住もうとしていることについてさりげなく聞いてみると、
お兄さん
2人で住もうとしているのに、
1人だけ住民票を移すのはかなりグレーですね。笑
ただ僕らとしては
「そうですか~」って聞かなかったことにするしか
できないですね~。笑
と、言われたのです。
それに加えて、僕は部屋探しをしている時点では次の仕事が決まっていなかったのです。そのため収入の保証がなく、内定通知書がないと書類審査に出せないと不動産のお兄さんに言われたのです。
反対にたけたんの名前で契約することは可能ですが、そうすると「僕の住民票はどうするの?」という問題にぶちあたりました。
こうして「1人暮らし作戦」は失敗に終わったのです。
住みたい部屋が、たまたま「LGBTフレンドリー」物件だった
内見が終わって途方に暮れながらカフェで休憩している時。
物件情報をたまたまスーモで見ていると「部屋の詳細・特徴」という欄に「LGBTフレンドリー」と記載していることを、たけたんが見つけてくれました。
この部屋がLGBTフレンドリー物件だから、
不動産のお兄さんにゲイカップルだと話して
俺名義で2人同居で契約したほうが
話が速そうじゃない?
と、たけたんが提案してくれたので、結局僕たち2人はその作戦にシフトすることにしました!
すぐに不動産のお兄さんに電話して「僕たちがゲイカップルで、今日内見した部屋に2人で同居したい」旨を伝えると、何か対応が変わるわけでもなく、感じよく手続きをしてくれました!!
結局その日から1週間で書類審査が通り
住みたい物件に住めることが決まりました!
ゲイカップルの僕たちが同棲部屋を探すにあたって感じたこと
僕たちはお互いに妥協せず住みたい部屋が見つかり、その部屋で契約することができたので、とても満足しています。
不動産に対するカミングアウトは、僕自身は極力したくなかったというのが本音です。何も知らない初対面にカミングアウトするのは、いまだに緊張します。
しかしカミングアウトをしたことによって話がうまくいった点、そして不動産の方々の対応が変わることなく普通に接してくれる点に、僕はかなり安心しました。
僕は「嘘をつく」ことに対して罪悪感を抱いてしまうので、こうなって本当によかったと思っています。
僕と同じような人は「カミングアウトして部屋探しをすること」をオススメします。
ただやみくもにカミングアウトせずに
まずは様子を見てから
カミングアウトすべきか見定めましょう!
【まとめ】ゲイカップルには「スーモ(SUUMO)」がオススメ!
僕たちは運よく、スムーズに部屋探しができて契約することができました。これがうまくいったのはスーモが「LGBTフレンドリー」を掲げていたことが1番の理由です。
これがなかったら部屋探しから契約するまでにめちゃくちゃ時間がかかっていたかもしれません。
これから部屋探しをする同性カップルの方は、是非スーモにて検索してみてください!!
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