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【ゲイの老後】ゲイが死んだら誰が喪主をやるの?

LGBT
sasint / Pixabay
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誰もが人生で必ず経験しなければならないこと。それは人生の最終地点、つまり【死】です。

すべての人が必ず死ぬ、そしていつ死ぬタイミングが来るかわからないからこそ、早いうちから備えておく必要があります。

LGBTの人たちにとって「死」というテーマはあまり考えたくないものですが、しっかり考えておかなくてはいけないテーマです!

今回の記事ではゲイである僕が死んだら誰が喪主をやってくれるのかについて、一緒に考えていきましょう!

僕

「まだ若いから」と思っている人、
他人事だと思わずに一緒に考えましょう!

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自分の喪主が誰かを考えるきっかけは、祖父の死

なぜ「死」「喪主」について考え始めたのかというと、先日、祖父が他界しました。

僕

当時僕は25歳でしたが、
身内が亡くなるのはこれが初めてでした。

しかもまだ20代なので、会社関係の人の葬式に参列したことはありません。葬儀に参列したのは僕が4歳のときの曾祖母の葬儀ですが、その時の出来事はほぼ覚えていません。

だから祖父の葬儀が、人生で初めての葬儀のようなものでした。

亡くなってしまったのは本当に悲しいですが、お別れをするこの儀式は素敵だな~と感じました。

祖父の場合は家族葬だったのですが、兄弟や子ども・孫が集まって、皆で死を悲しみ新しい旅立ちを見送る、この一連の儀式が感慨深かったです。

しかし途中から

僕

僕の場合は、誰がやってくれたんだろう…

と心配になりました。

家族やパートナーが、僕よりも先に亡くなったら?

僕の場合、両親は離婚していて父方とは全く連絡を取っていません。

そのため母が生きていれば、母が喪主をやってくれるでしょう。一人っ子ではないので兄弟もいます。

もしくは僕は「たけたん」というパートナーがいますので、パートナーシップ制度やそのうち同性婚が合法化してくれれば、たけたんが喪主をやってくれるでしょう。

しかし問題は、僕が長生きしてしまって、母や兄弟、推しが先に亡くなってしまった場合です。

【LGBTQ】僕たちには子どもがいない・できない

同性カップルの問題は、一生家族は2人のままということ。僕らには子どもができません。

養子をとるということも可能ですが、今の法律のままだと色々難しいですし、そもそも日本国内で同性カップルが子どもを育てることに対する理解が進んでいないのではないかなと思います。

僕らカップルがどう思われようと全然気にしませんが、同性カップルが育てる子どもとして見られる子のことを考えるとかわいそうな気がします。

今のままの日本社会だと同性カップルが子どもを育てることができるようになるには、かなり時間がかかるように思います。

【ゲイの喪主の候補】そうなると甥や姪…?

独身 死後 喪主」で検索すると、甥や姪が喪主をやるケースが多いそうです。

僕もたけたんも一人っ子ではなく兄弟がおり、既に兄弟は結婚して子どももいます。

その点ではお互いに

親に孫の顔を見せられなくて申し訳ない…

という背徳感を抱かずに済むので、とても気が楽です。

家族に対して、どこまでカミングアウトしているかも問題

僕の場合は高校生の時に家族全員にカミングアウト済みなので、兄弟も全員知っています。

だから家族が集まるときでも、結婚の話は避けてくれます。気を使われすぎて申し訳ない気持ち反面、とても気が楽です。

しかし、その子どもたちにカミングアウトをするかどうかってまた別問題になりますよね。

家族に言ってあるんだったら
別にいいんじゃないの?

と思う方もいるかもしれませんが、僕自身まだその一歩が踏み出せません。

実際、いとこなどの親戚には全く話せていません。家族とそれ以外の親族って、なんかちょっと違う一歩があるように感じてしまいます。

喪主の話に戻すと、甥や姪にカミングアウトしていないと

なんで私たちが
「ばんおじさん」の喪主を
やらなきゃいけないの?

みたいな空気になりそうですよね。

僕

いずれはしなきゃいけないのかな~

【ゲイの喪主】誰にでも任せられるお金を準備しておくべき

祖父の葬儀を通して「葬儀ってこんなにお金がかかるんだ」ということを痛感しました。そして手続が本当に大変でした。

これらのことを考えると、葬儀費用はもちろん、それをやってくれる人に対するお礼金はしっかりと用意して死ななきゃいけないな~と学びました。

生きていてもお金はかかるけど死んだらもっとお金がかかる。

僕

お金ってなんなんだろう。笑

【結論】ゲイの喪主をやるために、事前準備が必要!

今回の記事では、皆さんと一緒にゲイの喪主は誰がやってくれるのかについて考えてました。

結論をまとめると、

喪主をやってくれる可能性のある人物
・家族(親、兄弟)
・パートナー
・甥っ子、姪っ子

誰がやってくれるかを決める要素
・カミングアウトレベル

自分が死ぬまでにやるべきこと
・お金を貯める

このように、喪主候補は上記のような親族がやってくれることでしょう。そのために、ある程度の家族関係は保っておくことが大事でしょう。

また、誰が喪主をやってくれるかは、その本人や周囲の人に対するカミングアウトレベルが大事になってきます。今一度、誰にどこまでを言うべきか考えておく必要があります。

そして、必ずお金を貯めておくことをオススメします。お金はいくらあっても困りません。笑

備えあれば憂いなしですから、早め早めに行動したほうがいいかもしれませんね。

これを機に家族へのカミングアウトも考えてみてはいかがでしょうか?カミングアウトする前に知っておいてほしいこともこちらにまとめてありますのでよければご覧ください。

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