今回の記事では
今まで会ってきたゲイの方々から言われた
人生のアドバイスをまとめました!
どの言葉も僕が20歳前後に言われたので
もう5年ほど経ってしまいました。笑
月日の流れが恐ろしいほど速い。笑
自分の人生に悩んでいるLGBT当事者の方の
心が少しでも軽くなってもらえればなと思います!
ゲイがやばいんじゃない。そいつがやばかっただけ。
以前の記事で僕の人生初のリアルについてまとめました。
今まで初リアルの人をした人に対して「やばい人」と思っていましたが
実際に会ったことがあるゲイの人がその人1人だけだったので
「ゲイ界の普通」がわからずにいました。
だから僕の頭の中で「ゲイ=やばい」ってなっていたんです。
そうなると「自分=ゲイ=やばい」となってしまって
自分に対する劣等感が強くなってしまい
僕もやばい人の1人なんだ…
と思っていました。
その後リアルすることになったゲイの大学生のAくん。
(この人が人生で2人目のリアルした人となりました。)
この方は前回の人とは正反対で
プロフィール通りで、とても優しい方で
友達と普通にご飯食べて遊んでいる感覚でした。
人生初リアルと全然違いすぎる…
まさかこのギャップを使って監禁でもされるのかな…
と、
自分の中で全く意味の分からない妄想を繰り広げていたので
思い切って色々聞いてみました。
あの…
僕が前回、人生で初めてリアルした人はこんな感じだったんですが…
そういうやばい人ってたまにいるよね!!笑
俺もそういう変な人会ったことあるよ!笑
やっぱりあの人はやばいんですね。笑
ゲイの方って皆こんな感じでやばいんだと思っていました…笑
(偏見がすごくてごめんなさい。笑 しかし当時は本当にそう思っていました。笑)
確かに世間の人は「ゲイ=やばいやつ」って思われているけど
ゲイがやばいんじゃなくて、そいつがやばかっただけ。笑
ヤリ目ばっかりと言われるけど、そうじゃない人もいる。
やばい人は目立っちゃうし、
その集団はそうなんだって影響を与えやすいからしょうがないけどね。笑
しかもばんくんの場合、人生の入り口がその人だったから
尚更良いイメージにはならないね(笑)
その後もAくんはずっと爆笑していました。笑
人のつらかった出来事にそんなに笑わなくても…と思いつつ
この方のおかげでだいぶ心が軽くなりました(笑)
まあでもヤリ目が多いのも事実だけどね(笑)
このことはその後の人生で身をもって学びました。笑
ノンケに恋をするのは人生で一度だけ
僕は高校生の時に
クラスメイトのノンケくんを好きになりました。
(ノンケ=異性愛者。ストレート。主に男性の異性愛者を指すことが多い。)
告白したものの結局付き合えず
その日から話すことはなくなりました。
今まで誰が見ても親友と呼べるような2人の仲だったので
付き合えなかったことの悲しさよりも
友達でさえもいられなくなったことがとても悲しくて
数年間ずっと引きずっていました。笑
もう生きてる価値ないや~って思うくらい
本当に好きだったんですよね。笑
このような背景があって
当時32歳くらいのゲイの方とリアルしたときに
たまたまノンケの人に対する恋愛の話をしました。
ノンケに恋をするのは人生で一度だけ。
大半の人はそれで心がくじけてこの世界に逃げてくる。
だからその後は良い感じのノンケを見つけても
好きにはなりにくいと思う。
それが良いか悪いかはその人次第だけど
何事も最初にどうするかが肝心だよな~
この人の言う通り
それ以降僕はノンケの人を恋愛対象にしたことはありませんでした。
でもばんくんの場合は
相手に対する自分の気持ちに正直に向き合って
きちんと相手に伝えたことは本当にすごいよ。
それができずに何年間も後悔するゲイはたくさんいる。
挑戦できた自分をもっと褒めてあげていいんじゃない?
このことを言われて
僕はめちゃくちゃ泣きました(笑)
嬉し泣きでしたね(笑)
今まで自分に負のレッテルしかないと思い込んでいたから
自分を褒めてあげることができませんでした。
しかしよくよく考えると
僕が高校生の時はもうすぐ10年前(?)なので
LGBTに対する社会の目は全く違いました。
(僕が高校生の時はクラスの9割がガラケーでしたからね。笑)
その時代に
ノンケくんに対する自分の気持ちをしっかり見つめて考えて
それから行動した自分ってすごいなと思えました。
この人の言葉のおかげで
僕はこの恋を吹っ切ることができました!!!!!
今ノンケの方に恋をしている人!
是非今を楽しみつつ、実らせてください!!
どうなるかによって今後の人生観が大きく変わっていきます!!!
経験者は語る。笑
リアルは質より量、就活と同じ。
ノンケくんとの恋が吹っ切れても
僕になかなか恋人ができずに悩んでいるころ
35歳くらいのゲイの方にお会いしました!
しかし話していると考え方が大人すぎて
もはや人生相談にのってもらいました(笑)
大学の過ごし方や、
卒業後の進路ややりたいこと、
死ぬまでの過程の話。
その中で「結婚」の話題になり
パートナー探しに苦労していることを相談しました。
今までの話を聞いた感じ、ばんは一喜一憂しやすいでしょ?
それだとパートナーを探すのは難しいよ、特にゲイ界だと。
皆他人に対する扱いが雑だから
ばんみたいな子だと気にしすぎて余計に一喜一憂すると思う。
リアルは質より量、就活と同じ。
写真や文字だけだとわからないことはたくさんあるから
少しでも良いと思ったらまず会う、それで双方合意で二次面接。
とはいえ誰でもリアルすればいいってもんじゃないからな!
僕は感情が豊かで、感情に左右されやすいです。笑
この頃は特に
なんでリアルした後に返事くれないんだろ…
って落ち込むことがよくありました。笑
この感情が無駄だったんですね。笑
この人のおかげで気持ちの切り替えが速くなりました(笑)
そして就職活動と同じって言われるのもよくわかりました。
就活ってずっと内定がもらえずにいると
自分の方向性がぶれてきますよね。
それで少し選考が進んだだけで
「この会社案外良いかも!」と悪い意味でプラス思考になったり
「もうここでいっか~」と急に妥協したり。
それはリアルしていても一緒だなと思いました。
この思考で出会った人とリアルするとめちゃくちゃ疲れるし
楽しい時間とは言えませんでした。笑
条件付けは多くても良くないですが
条件がないのも問題です!
こういうバランスって本当に難しいですよね。笑
25歳過ぎたら人生観が変わる
僕は大学卒業まで
本当に親しい友達にだけカミングアウトしていたので
大半の友達には全くカミングアウトしていませんでした。
その頃はまだ、僕がLGBT当事者であることに対して
「恥ずかしい」というか「存在する価値がない」と感じていて、
「話しにくい話題」という認識をしていました。
(うまく言葉にできずにすみません。笑)
その頃から仲良くしている5歳年上のゲイ友達「白水くん」は
かなりオープンに生活していて
誰に対してもほぼ隠していません!笑
こんなにオープンに生きている人を僕は見たことがなかったので
当時はかなり衝撃を受けました(笑)
と同時になぜオープンに生きれるのかがわからず
本人に聞いてみました。
白水ってなんでそんなにオープンに生活できるの?
僕なんか仲良い友達にしかカミングアウトできてないよ…
俺も昔はそうだったよ。
でも25歳過ぎたら人生観が変わる。
その頃からは他人からの見られ方なてどーでもよくなる。
今は自分が負のレッテルばかり貼られているように思って
全然前向きになれないかもだけど
それもそのうちどーでもよくなる。
時間が解決してくれるよ。
この話を聞いた直後は全然理解できませんでした。
そもそも僕って「人からの見られ方」をかなり気にするタイプなので
どうでもよくなるわけないだろ!!!
と内心では思っていました。
しかし実際に数年経って時間が経つと
本当にどうでもよくなっていました。笑
気づいたら今仲良くしている友達には全員にカミングアウト済だし
前の職場では全員が知っていたので
一緒に働いているアルバイトの子から
今度の連休は彼氏さんとデートですか?笑
と普通に聞かれる環境になっていました(笑)
案外どうでもいいって感情は重要で
開き直って堂々と生活していたほうが楽なんだな~と感じました。
もちろんこれが良いか悪いかは
人それぞれだったり、その人の取り巻く環境次第だったり、
一概には言えません。
しかし僕の場合は年齢によって価値観が大きく変わり
現在は心穏やかに生活できています。
言葉のパワーってすごいですよね?
少しでも誰かのお役にたてれば嬉しいです!!
言葉のパワーってすごいですよね。
その言葉を聞いただけで元気になれたり、
人生の考え方が変わったり。
僕も誰かの人生を後押しできるような人間になりたいなと思いました。
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