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【ゲイ】高校生だった僕の人生初カミングアウト体験談

ゲイ体験談
StockSnap / Pixabay
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当時高校生だった僕、孤独との闘いでした。ゲイであることを誰にも言えず、苦しんでいました。

1人でずっと抱え、悩んでいました。

だからこそ「カミングアウトの方法ってどうやってすればいいんだろう…」という新たな悩みに出会ってしまいました。笑

カミングアウトしていなければ、カミングアウトの方法を誰にも相談することができないからです!

そこで今回の記事では、僕の「人生初のカミングアウト」の体験談をまとめました!これからカミングアウトする人の役に立てば嬉しいです。

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初めてのカミングアウトは高校時代に親友へ…

僕が人生で初めてカミングアウトしたのは、高校生2年生のときでした。1年生の時に、ノンケのクラスメイトを好きになってしまったんです。

僕

今考えれば、
悲劇の始まりでした。笑

ノンケくんは女子受けも良く、めちゃくちゃモテていました。

しかし中学時代からの彼女と付き合っていたので、誰も手を出せないという状況でした。

それで僕のポジションはというと、もともと好きになる前からクラスで1番仲良いクライスメイトだったので、学校にいるときは常に二人で一緒。

お前ら2人いつも一緒だな〜!!

と、他クラスの生徒からも先生からもよく言われていました。

僕がノンケくんに対する好意に気づいてしまってからも、この距離感は変わらずに学校生活を送っていました。

ゲイであることをカミングアウトしたきっかけ

モテモテのノンケくんだったからこそ、

自分が好きだということを伝えて仮に付き合えた時に、


もともとノンケだったのに「ゲイ」ってレッテルを貼られるのが僕は物凄く嫌だったんです。

僕が高校生だった当時は、「ゲイ」よりも「オネエ」とか「ホモ」という言葉の方が広まっている印象があり、

「オネエ=笑いの対象」という風潮が強かったんです。

それで僕は、ノンケくんに対する好意を押し殺して生活していました。

友達としての距離感を保つ。もっと近くにいたいけど拒まれるくらいなら今の距離でいい。

僕

でもその気持ちって持続しないですよね。笑

結局相手に自分の思いを伝えたくなってしまったんです。

だからといって今自分がどうしたらいいのか、全然わからなかったんです。

その時に誰にもカミングアウトしていなかったし、ましてやそのノンケくんが初恋だったから、誰かに告白したこともありませんでした。

だからこそまずは誰かに相談したい!って思い、誰かにカミングアウトすることを決意しました。

人生初カミングアウトは1番信頼できる人に

僕は当時から糞ネガティブだったので

僕

カミングアウトして情報が漏れて攻撃されたらどうしよう…

ってことが1番心配していました。

今は大人になって、様々なことがどうでもよく思えるようになったのですが(笑)

当時の僕は陰口を言われるのが怖くて、そこから影で団結されて「直接集中攻撃されたらどうしよう」という考えがずっと頭の中にありました。

だから自分はまず条件を決めてカミングアウトする人を慎重に選びました。

  • 親友と呼べる人
  • 心から信頼できる人
  • 裏表がない人
  • 客観的に物事を判断できる人
  • その人の意見をしっかりと聞き入れられる人

この5つの条件をあげました。これが当時の僕のカミングアウトする最低条件だったんです。

それでこれに当てはまる人が、高校の親友のにゃんでした。

当時から月に1回くらいのペースで放課後に会っていたました。

いつも通り僕とにゃんが放課後に遊ぶ予定を立てたのですが、僕の中で「この日にカミングアウトしよう!」と決めておきました。

僕はぶっつけ本番でしゃべれるタイプではないので、カミングアウトしようと決めた当日の前日は、カミングアウトするセリフを紙に書き出して、説明する練習を一人でしていました。

僕

これでにゃんに嫌われたらどうしよう…

と、前日からめちゃくちゃ心配していました。本当に怖くて緊張していました。

カミングアウトする当日

とある放課後、いつも通り集合していつも通り遊びに行く僕とにゃん。でもソワソワしている僕。

僕

今日はにゃんに話したいことがある!

と僕から切り出して、もう後にも引けない状況にして、僕から話しだしました。

いつもと違ってかなり緊張していたので、にゃんはきっと察していたのでしょうが、しっかり僕が言い終わるまで口を挟まずに聞いてくれました。

僕は話し終わったあと、受け入れてくれるのかどうかがとても心配でした。

しかし実際は、にゃんがしっかり客観的にアドバイスをしてくれました。

そのあとはホッとして、ずっと泣いてたと思います(笑)

こうして僕の初カミングアウトが終わりました。

ゲイであることをカミングアウトした後の僕の生活

このカミングアウトが無事成功して、にゃんがしっかりと受け入れてくれた経験が自分の中で自信につながっていきました。

約10年という歳月がかかりましたが、今現在、私生活で関わる人全員にはカミングアウトをして生活しています。これは友達だけでなく、家族全員もです。

かなり苦労しましたが、今となってはカミングアウトしてよかったと思います。

現在も職場では、(ほぼ)全面的にオープンにセクシャリティを公表しています。

職場でもプライベートでも、どんな人がタイプなんだ〜って話もできます。この人がパートナーだよって紹介もできます。パートナーとの相談もできます。

どれもノンケにとっては当たり前のことかもしれません。しかし、LGBT当事者からするとハードルの高いことです。多くのLGBT当事者ができずに、嘘をついて生活しています。

それが、僕に関しては周囲の人に誰にも嘘をつかずに生活ができています。本当に幸せなことです。

カミングアウトして生活できれば、ストレスが軽減される

僕の人生初カミングアウト経験談を紹介しました。僕は初カミングアウトの前と後とを比較すると、ストレスがかなり減りました。

カミングアウトを悩んでいる人には、「絶対にカミングアウトすべきだ!」と僕は伝えています。だからこそ、カミングアウトのお手伝いをしたいと僕は思っています。

だから僕に、あなたのカミングアウトのお手伝いをさせてください!次の記事で、カミングアウト前に知っておいてほしいことを紹介します!

それではまた〜

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