はじめに

ご覧いただきありがとうございます!

初めてご覧になる方は
まずこちらからご覧ください!

プロフィールを見る
PR

【LGBT】カミングアウトする前に知っておいてほしいこと

LGBT
Free-Photos / Pixabay
記事内に広告が含まれています。

LGBT当事者が、初めて誰かにカミングアウトする時は言葉にならないくらい緊張します。

今まで誰にも話したことがないことを、改めて言葉にして誰かに伝えるのは難しいです。それと同時に、相手からのリアクションが想像しにくいので、僕は相手の反応を見るのがとても怖かったです。

そんなLGBT当事者がカミングアウトをする時に、カミングアウトされる側の気持ちも考える必要があります。カミングアウトされたら「気まずい」と思う人もいるかもしれません。

今回の記事では、僕が緊張しながら初カミングアウトを乗り越えて学んだことを紹介します。これからカミングアウトしようかと悩んでいる人のお手伝いができるように頑張ります!

スポンサーリンク

カミングアウトは、最終手段に残しておこう。

カミングアウトするタイミングは、きっと「何かの課題を解決」するためだと思います。

問題解決方法のうちの1つとして「カミングアウト」が挙げられますが、「カミングアウト」は最終手段として取っておくべきだと思います。

なぜなら、今これを調べてこの記事を見ているってことは、僕と同じで慎重に行動したい派だと思うんです。

きっとどうやってカミングアウトをするべきか方法を模索するくらい、慎重に行動したい人が多いのではないでしょうか。

カミングアウトしても、全員が受け入れてくれるとは限らない

きつい言い方をするようですが、残念ながらカミングアウトしても全員が受け入れてくれるとは限りません。これが現実です。

特に日本には「本音と建前」という文化があるように、建前で相手を慰めておいて、影で悪口を言っているのはよくある話です。

だからこそ、カミングアウトは誰にでもするものではなくて、自分が心の底から信用できる人にするべきです。

「なぜカミングアウトしたいのか?」を事前に考えておく

以上の前提を踏まえた上で「本当に自分がカミングアウトするべきなのか?」をよく考える必要があります。

カミングアウトせずに問題解決できるのなら、カミングアウトしないほうがいいと僕は思います。だからこそ僕は、学生生活の大半は、カミングアウトしていない友達と遊んでいました。それで支障ない時はそれが1番幸せだと思います。

しかし、大人になるにつれて、そうも言ってられないこともありますよね。具体例をあげますが、僕は企業の社風が合わずに半年で正社員を辞めました。

LGBTに対する差別的な発言が多い社風」に僕は耐えられなくなってきた時に、解決策を考えました。

上司の言動を変えるのは難しかったので、まずは自分が変わることをメインに考えました。そして行き着いた答えは社内のうちの同期1人だけカミングアウトして週に1回2人で飲みに行くということでした。今考えてもそれが当時の最善策だったと思いますが、必要最低限のカミングアウトで生活していました。

このように解決方法をよく考えてカミングアウトすることをオススメします。

カミングアウトをすることによって、友達が増えるかも?

カミングアウトすることによって良いこともあります。

僕の場合は高校生の時に友達にカミングアウトしたことによって「同じようにセクシャリティについて悩んでいる友達がいる」と打ち明けてくれて、その人を紹介してくれました。

僕が高校生の頃は、まだスマホもSNSも今ほど普及していなかったのでゲイの人と交流するのが難しい状況でした。

そのため、友達のつながりでLGBTQの知り合いができるのはとても安心感がありました。

【気まずい?】受け入れるための時間が必要なこともある

とはいえ、カミングアウトする相手も人間であり、ロボットではありません。そのため相手にも考えがあります。

え?それで?」と軽く受け入れてくれる人もいれば、

ちょっと距離を置いて考えさせて」と言ってくる人もいます。何かしらの理由で気まずくなってしまい、接し方を考え直したいのかもしれません。

僕は初恋の人がノンケくんだったのですが、ノンケくんにもカミングアウトしました。しかしカミングアウトをしたその日から、話をしてくれなくなってしまいました。

当時の僕は「引かれてしまった…言わなきゃよかった…」と思ってしまいましたが、

今考えればノンケくんは受け入れる時間が長いタイプの人で、カミングアウトされた後にどのように接していいのかがわからなかったんだと思います。

だから相手を信じて待つのも、カミングアウトする人に必要な態度だと思います。

家族のカミングアウトは難しい

家族へのカミングアウトは難しい」これはよく言われる話です。

僕のまわりにはゲイの友達がたくさんいるのですが、家族(特に親)に対してカミングアウトしている人は本当に少ないです。

波長が合わない友達とは、距離を置いていれば連絡しなくなりますよね。しかし家族となるそうはいきません。縁を切りたくても切れません。

だからこそ家族へのカミングアウトは慎重になります。

そしてカミングアウトされた家族側も色々考えるようです。家族だから理解できることもあれば、
家族だからこそ理解しにくいこともあります。

だからこそ家族のカミングアウトは、最初にすべきではないと思います。ある程度友達にカミングアウトして、自信がついてからのほうが良いでしょう。

家族にカミングアウトするタイミングは?

カミングアウトされた家族こそ、受け入れるための時間が必要だと思います。だから僕は、1人暮らしなどで実家で生活していない環境にいるときにカミングアウトすることをオススメします。。

カミングアウトした後に、気まずい空気感の中で一緒に生活するのはしんどいです。しかしそれは家族側も同じように感じているでしょう。

だからこそお互いに距離感を取っている状況で実行すべきではないでしょうか。

カミングアウトは、本当に難しい。

初めてのカミングアウトは本当に緊張するし、とても怖いと思います。僕もそうでした。

だからこそ、事前に準備が必要です。自分がカミングアウトしたい理由、そしてカミングアウトすべきタイミングなど、しっかりと考えておきましょう。

自分のペースで少しずつ、信頼できる人を増やしていきましょう。そうすればきっと、明るくて楽しい未来が待っていますよ!

僕

焦らず、少しずつ着実に、
明るい未来をつくりましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました