みなさんはパートナーと付き合う時、どうやって出会いましたか?どうやって付き合いはじめましたか?
僕の場合、はじめて出会ってから付き合うまで2年かかりました(笑)
今回の記事では、僕のパートナーである「たけたん(仮名)」と付き合うまでをまとめました!
東京を離れて「たけたん」のところに引っ越すことを決めるのには、こんな過去があったんです(笑)
たけたんの由来は大好きなおっさんずラブの
「はるたん」からとりました(笑)
たけたんとの出会いは、ゲイアプリから始まる
出会いはとてもありきたりですが、ゲイアプリでのメッセージから始まりました。
たけたんが旅行で東京に来ているときに、たまたま僕がメッセージを送ったことがきっかけでした。
たけたんの第一印象はちょっとチャラそうだけど優しそうっていう感じです(笑)
めちゃくちゃタイプだった訳ではなく、「ちょっと連絡してみたいかも!」くらいに思っていました。
たけたんからすぐに返事が返ってきて、その日からメッセージをすることになりました。好きなことや趣味が同じことが多かったので、話が途切れることもなく順調にメッセージしていました。
遠距離の人とどうやってリアルすればいいんだろう?
この頃の僕はすでに遠距離で恋人を探そうと思っていました。しかし遠距離で連絡を取っている人と実際にリアルしたことがありませんでした。
どうやってリアルすればいいんだろう…?
というのが率直な疑問。
何も知らない土地で何も知らない相手に会うのはめちゃくちゃリスキーだし、その逆も相手に申し訳ないと思っていました。中間地点で会おうと思っても、特にいい場所は思いつかず。
しかしやっぱり実際に会ってみないと、相手のことがわからないというのが本音でした。
悩んだ結果、たけたんの住む場所まで会いに行くことにしました(笑)こうして初リアルの約束が決まったわけです。
3ヶ月間メッセージした後のリアル当日
リアル当日まで、3ヶ月間毎日欠かさずメッセージをしていました。メッセージしていたほうが安心するからです。
ついにリアル当日、めちゃくちゃドキドキしながら新幹線に乗り込みました。
どんな人だろうか、良い人だろうか。
でも念には念を入れて(色々な過去の反省点を踏まえて)、簡単に遺書も書いておきました(笑)
もちろん不要でしたけどね!!笑
たけたんの第一印象
とうとうたけたんの住む駅に着きました。このリアル直前の会うまでって妙に緊張しますよね。
メッセージをして、たけたんと待ち合わせし、ついにたけたんと初対面!
初めて会った時の率直な感想は、初めて会った人なのにめちゃくちゃ落ち着くというか安心するというか、とても不思議な感覚でした。
今までのリアルでは
この人めちゃくちゃいいじゃん!
付き合いたい!
などと無駄に高揚したり、
うわ、まじか…
って第一印象でショックを受けたり。でも、たけたんは全く違いました。
とはいえ初対面のたけたんにそんなことを言えず、終始ドキドキしながらリアルしたことを覚えています。
人生で初めて行った土地だったので、たけたんが色々な観光地を案内してくれました。移動の間も観光地に着いても、ずっと話しかけてくれるし話の歩調も合うし、なによりも一緒にいて落ち着きました。
こうしてたけたんとの初リアルが終わりました。
めちゃくちゃ良かったんだけど…
リアル後の帰り道、気づけば僕の家族分のお土産まで買ってくれて、本当に至れり尽くせりでした。細かい所まで気がきくんです。
帰りの新幹線、たけたんとのリアルをぼーっと思い返しました。
初めて会った人なのに、これ嫌だ!って思った瞬間が1つも無かったことに気付きました。
初リアルの時は初対面なので、相手のことを知ることから始まります。だからこそ相手の嫌な面を見ることもよくありますよね。
しかしたけたんは本当に魅力的な人でした。話も合うし、食の好み・笑うツボ、似てるなーと感じることがたくさんあったんです。嫌なところを見つけるどころか、良いところしか思いつかなかったんです。
ただたけたんとの遠距離は本当にしんどいなって思ったのが当時の僕。笑
会いたい時に気安く会える距離じゃない!
もはや旅行!!笑
これが当時の僕の率直な感想でした。ひとまずたけたんと連絡を続けることにしたものの、次のリアルは保留にしました。
半年後、連絡をしないと決める
それから月日は流れ、やっぱりたけたんとの遠距離は現実的ではなく、正直厳しいと感じました。
もし付き合うってなったら定期的に会いたい、もしくは一緒に住みたい。でも気安く会える距離じゃないし、そもそも当時の僕は東京にいないとできない仕事をしていたので、東京を離れるという概念は頭の中に全くありませんでした。
たけたんも同様、自分の土地を離れて東京や東京近郊に引っ越してくるつもりはありません(これは今も変わっていません。笑)
僕の友達に相談すると、
遠距離するくらいなら、
同じような人は近場にたくさんいるよ
と言われていました。
そう言われる気持ちも正直わかる、けど近場でパートナーを探していて出会いがなかったのも事実。
たくさん悩んだ結果、たけたんと連絡を取るのをやめることにしました。やっぱり遠距離に耐えられなくなりそうだと感じたからです。
この距離感が現実的じゃないから、
もう連絡を取るのやめましょう。
僕よりも相応しい人がいるだろうから、
その人と付き合ってください 。
という内容のメッセージを送りました。自分で言っておきながらかなり心苦しかったです。
たけたんは納得いかなかったらしく、最終的に毎日ではなく定期的にメッセージをするということで話がまとまりました。
近場で改めてリアルする人を探す日々
たけたんと毎日メッセージをする日が終わったものの、月に1回たけたんから連絡が来るようになりました。ずっとメッセージしているとたけたんに期待させてしまう気がして、ある程度のところでいつも既読スルーするようにしていました。
そこからたけたんのことを穴埋めするかのように、別の人を近場で探すようになりました。
しかしなかなかいい人は見つからず、リアルをしたとしても2回目につながることはありませんでした。
それはもう1度会ってみたいという人がいなかったというわけではなく、たけたんを超えるような『落ち着く』人がいなかったのです。
いつしかゲイアプリを通してリアルすることすら辞め、パートナー探しを諦めて毎日をぼーっと生きるようになっていました。
1年後、たけたんとまたリアルすることに
しばらく時間が経った後、僕の誕生日1ヶ月ほど前にたけたんからメッセージが来ました。
誕生日一緒に過ごしてもいい?
初めてリアルしてから約1年後のことでした。
その時点で誕生日の予定はもちろんなかったので、友達としてなら会ってみてもいいかな〜と思い、そのままYESと答えました。
実際に会ってみると、1年ぶりに会うのに全然久しぶり感が全くなく、そして前回会った時と同様めちゃくちゃ落ち着くんです。本当に不思議な感覚でした。
遠距離なのが悔しくなるくらい、遊んでいて楽しかったんです。
しかも遊んでいて結婚するってこういう人とするんだな〜ってふと思った瞬間があります。無意識に頭の中に思い浮かびました。
その頃から、自分の気持ちに気がつく
2度目のリアルを終え、たけたんとのこれからについて、またゆっくり考えることにしました。
たけたんと居ると落ち着くし、2度しか会ったことがないと思えないくらい楽で安心できるんです。不思議ですよね。
たけたん以外の人とリアルしても
時間の無駄なのでは?
と思うようになったんです。たけたん以上に安心できる人と出会える気がしませんでした。
これでたけたんが僕以外の他の人と付き合うことになったら、めちゃくちゃ後悔するなとも思ったんです。
あれ?これって好きってことじゃん?
ようやく自分の気持ちに気づくことができました。
相手の気持ちにも自分の気持ちにも
昔から本当に鈍感なんです。
その半年後、正式に付き合うことに
そして僕の誕生日から半年後に3度目のリアルをするため、たけたんのところに行きました。もう自分の気持ちは固まっていました。
これから生活を共にしたい。
たけたんと一緒に幸せになりたい。
言葉にするととてもありきたりですが、そうやって思っていました。僕から先に言いたかったのですが、結局たけたんに先に言われてしまいました。
たけたんは誠実さを伝えたかったらしく、3回目のリアルまで告白することを我慢していたそうです。
たけたんの真っすぐな気持ちと熱意に、完全に負けました(笑)
こうしてちゃんと付き合うことになり、一緒に暮らすと約束しました。初めてメッセージをしてから2年後のことでした。
東京出身の僕、東京を離れる決意が完全に固まる
いよいよもうすぐ、同棲開始する予定です。
2020.3.23追記
とうとう、僕とたけたんの同棲生活がスタートしました!
2年前の出会った頃は東京を離れて生活するなんてありえないとさえ思っていたのに、今となっては引っ越す気満々です。
人生何が起きるか本当にわかりません。こうやって出会ったことも、付き合うことになったことも、東京を出ると決断したことも、全部予想していませんでした。
しかし1つ言えることは、自分で限界を決めないことが大事ということ。
自分の生活圏のみでパートナーを探していたら、絶対に連絡すらとっていなかったでしょう。
パートナーが全然見つからないという方、是非視野を広げてみてください。きっと良い人との出会いがあります。
引っ越して一緒に生活したら、もっと色々なことが起きると思います。良いことも悪いことも。たけたんの家族との関係とかもありますからね。
その経験も含めて、人生の勉強になるな〜とポジティブに捉えて頑張ろうと思っています!
がんばれ!自分!!笑
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