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【LGBT】偏見をなくすためにできることとは?

LGBTフレンドリー
DanaTentis / Pixabay
記事内に広告が含まれています。

今回の記事では「偏見」という言葉をテーマに書いていきます。

「偏見」を辞書で調べるとこう記されています。

偏見
かたよった見方。
ゆがめられた考え方・知識にもとづき、客観的根拠がないのに、特定の個人・集団などに対して抱く非好意的な意見や判断、またそれにともなう感情。

Weblio辞書より引用

ネガティブな意味が強い言葉ですよね。

今回のこの記事ではネガティブな意味合いではなく、「偏見=偏った見方」でこの言葉を使っていきます!

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人はなぜ偏見を持ってしまうのか?

なぜでしょう。

僕はこれについて
育ってきた環境や教育が関係していると思います。

「男の子は泣いちゃだめ」

「女の子なんだからそんな言葉づかいはやめなさい」

「映画の結末はいつも男女が結婚して幸せに暮らしましたとさ、で終わる」

「体育の授業は別々で行う」

幼少期からのこのような小さな積み重ねで
人は大人になっていきます。

その過程で得られた知識が
その人の「当たり前の基準」を作り

その基準をもとに僕たちは目の前の状況を判断していると思います。

「当たり前の基準」を逸脱すると無意識のうちに違和感を抱き
それが「偏見」につながっているんじゃないかなと思います。

偏見はどうしてなくならないのだろうか?

これも持論なんですが
無意識」という点がポイントになってくると思います。

これに関して僕の体験談をお話しします。

リアルしたときのこと

僕はある日5歳下のゲイの人とリアルしました。

リアルした場所は東京でしたが
その子は埼玉県出身で、
職場は静岡県で、静岡県にある職場の寮に住んでいました。

仕事はそろそろ契約が切れる時期だったので
その後どこを拠点に仕事探しをしようか悩んでいました。

相手

また埼玉に住みたいけどどこに住もうかな~

僕

そういえば実家って埼玉のどのあたりなの??

予想外の答えだった

相手

僕、児童養護施設で育ったから実家がどこなのかわからないんだ~
そもそも本当に埼玉出身なのかもわからないしね~

迂闊にこの質問をしたことをかなり反省しました。

僕は親が離婚しているので
親に関する質問はどの場面でも避けています。

また今までの人生で
親が離婚している人や両親の顔を知らない人は
友達で何人かいました。

この場合って
両親がいなくても祖父母や親戚が誰かしら1人はいたので
無意識のうちに「血縁関係がある人は必ずいる」と思っていました。

そしてこの日まで
児童養護施設で育った人に出会ったことがなかったため
「実家がある」「親戚がいる」という認識は
必ずしも全員に当てはまることではないんだと初めて気づくことができました。

僕の反省点

こんな質問をしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですが
今までの人生でこの質問は彼に何度も浴びせられたと思います。

それを想像すると僕は胸が痛みました。

今までの人生で
「お前の価値観で物事を全部判断するなよ!!」
「お前の価値観を押し付けてくるなよ!!」
って何度も思ったことはあるけど

それは自分自身もやってしまっていたんだな~と気づきました。

そして本音を僕に話してくれたことは
嬉しくもあり切なかったです。

偏見は無意識から生まれるものだ

僕はこの経験から
偏見は意識的な行動ではないことに気づかされました。

今までの人生で
「なんでこんなことを言われなきゃいけないんだろう」
「どうしたら自分のことをわかってくれるんだろう」
とかなり悩んでいました。

しかし偏見を持っている人たちは
無意識のうちに私たちに違和感を感じています。

無意識の行動って
誰かがその人に「無意識でしている行動」を指摘してあげないと
本人は絶対に気づくことはできませんよね。

だから彼らに正しい知識を与えて
無意識の価値観を変えていく必要があると思います。

そのためにできること

それは「主張すること」だと思います。

当事者が実体験をもとに語ることが大事ではないでしょうか?

なぜ傷つけてしまうのか?
どうして反感を買うのか?

それを一つ一つ発信していくことで
徐々に価値観が変わっていくと思います。

そして「反対!」という強い言葉を使わないこと。

強い言葉を使ってしまうと
そのインパクトは残りますが内容は入ってこないと思います。

「LGBT」という言葉の理解が進んでいないのも
言葉のインパクトはあって聞いたことはあるけど
実際なんなのかよくわかっていないということだと思います。

今僕たちができることを
一つ一つ丁寧にやっていくことが
偏見を少しでもなくす近道だと思います。

まとめ

この彼と出会って僕の価値観は大きく変わりました。
彼に出会っていなければ今でも僕はそのままの価値観で生き続けたでしょう。

偏見されている側は
偏見している人たちが悪い!と思い込んでいますが

偏見している本人は悪気がない人がほとんどなのかなと僕は思います。

少しずつ僕らが行動を起こして
少しずつ世界の価値観を動かしていけたらいいですね。

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